治療中の痛みや食事で気をつけること

矯正歯科において、治療は歯科医師と患者様の二人三脚が鉄則です。
治療期間も長く、医師が治療を施せば済むほかの治療と違い、信頼し合い困難を一緒に乗り越えていくことが大切となります。
治療のデメリットとして、不安に感じる方が多い痛みと食事について患者様に知っておいてほしいことを挙げておきましょう。

1. 痛みについて

口の中に矯正装置がはいり、歯が動き始めると痛みを感じます。
塩湯をふくむと楽になります。それでも痛い時は、痛み止めを飲んでください。
痛みは個人差がありますが、3日から1週間くらいでおさまります。
痛い時の食事はやわらかいものにしてもらいましょう。
たとえば、お豆腐やマッシュポテトなど。
装置が唇やほほにあたって痛い時は、綿を唇との間にはさむと楽になります。
がまんできない時は、医院へ連絡ください。

2.食事の注意

りんごやおせんべい、かたい生野菜のまるかじりはいけません。
小さく切って食べましょう。 
歯につきやすいガムやキャラメルは食べないでください。 
固定式の装置は歯に直接つけることが多いので、ブラッシングなどのプラークコントロールがきちんと行えなかったりすると、虫歯や歯周病になる可能性があります。
矯正装置は壊れやすいものです。特に前歯は気をつけてください。

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医師やスタッフからの指導をよく聞いて、実行することが治療にとっての近道となり、より快適な治療を行えるようになります。
不安や疑問がある場合は、気軽に相談ください。

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